昨夜は「チーム皆連休を延長してでも充分な休息を」と書いたが、これには例外がある。それは、テクニカル分析部門。ここだけは、チームが休止中の今こそ、精勤激務の真っ只中であらねばならない。勿論、次節に対戦する岡山対策にだ。
確か、以前に岡山と対戦した筈。岩政さんや豊川選手がいた頃に。この時も苦労した。今回はしっかりと分析対策して、力の差を見せつけて勝ち、反撃の狼煙としたい。
岡山が昇格してからもう既に大方の調査は済んでいると思うが、それで良しとしていけない。岡山の“今”を全て露出させる綿密緻密な分析考察精査が必要だ。即ち、
1.岡山の長所は何か。その長所をかき消す・発揮させない方法は何か。
2.岡山の弱点は何か。どこにあるか。その弱点を突く方法は何か。
3.鹿島の攻撃に利用できる、岡山の個々の選手のクセ・苦手・短所は何か。特に、GKの。
4.鹿島が勝つためのキー・プレイは何か。そのキープレイを切るベストなシチュエーションはどんな時か。90分間のゲームプランは出来ているか。鹿島のキー・マンは誰か。
5.最終的なゲームプランは、確率統計処理で裏打ちして精度確度を高度に確保しているか。
6.選手達がリアルにイメージトレーニング・シュミレーションできる、DAZNの映像でなく、自らが実際のスタジアムであらゆる方向から撮影した映像が用意できているか。
上記の事項は、関西学生アメフトリーグの大学クラブでは遥か昔の1970年代から取り組んでいることばかりだ。この2025年に、プロのトップクラブができない様ではプロ失格だ。
自分は、一昨年からこのテクニカル分析部門の刷新と大幅強化を言ってきた。小泉社長と中田FDには、そろそろ英断して欲しいと願っている。鹿島には、今はC大阪にいる小杉さんと、川崎で鬼木監督と長く一緒にやっていた二階堂悠氏が適任だと考えている。