相手チームに対策されて、8月頃から勝てなくなり、監督への求心力が徐々に無くなっていった。これが、FD監督解任の発端らしい。ならば、今一度、来季から小杉光正さんにテクニカル分析担当として戻って来てもらおう。今季限りで小菊昭雄監督が退任するとのことなので、来季のC大阪はそれなりにスタッフが入れ替わることだろう。小杉さんを引き抜く絶好の機会だ。アシスタントに、小杉さんが有望視する若手を連れて帰って来てもらおう。
実績経験豊かな小杉さんならば、新監督も一目置くだろうし、新監督コーチ陣に臆することなく適宜直球で助言できるだろう。鹿島の分析担当は、小杉さんが最適任だ。
相手に対策されて勝てないのであれば、今の分析担当は仕事できていないということだ。だから、アシスタントや末端のスタッフを含めて総入れ替えするべきだ。近年の鹿島を見ていて、かつてのレジェンド達の様な高サッカーIQを今の選手達に感じない。それに、満男キャプテンみたく“ピッチ上の大将”も、今はいない。来季からは、日々、小杉さんチームの分析戦術プランを基にミーティング・ディスカッションすることで、練習とブレイントレーニング・イメージトレーニングを積むことで、これまでとは違うサッカー観や視点発想を持てる様になるだろう。そうして、いつでもどんな相手でも“勝てるサッカー”が出来る様になってもらいたい。これが、常勝王者復活の道だ。