ポポ前監督の知念ボランチコンバートは成功したこともあり、概ね高く評価され好意的に受け止められている。知念自身も新境地を開拓すべく、真剣に取り組み、リーグデュエル王になる活躍をして今季鹿島の正ボランチとして守備の一翼を担った。自分も、この事は立派なことだと思うし、高く評価もしている。
他方では、ポポ前監督が知念をFWとして成長完成させられたら、とも考える自分いる。絶対的な先発エースFWとして、シーズン20ゴールを挙げ得点王争いができる生粋のFWを目指して指導していたなら、と考えていた。なぜなら、いつの時代でも勝つためには絶対に必要な存在サッカーのピーズだからだ。勿論、今の鹿島にも。
先日、ここに、何人かの人達が「FWには天性の才能能力感覚が必要...」と言っていた。自分も同意同感。つまり、FWは練習すれば誰にでもできる、と言う訳ではないのだ。知念がFWとしてプロとなり川崎に入団できたのは、そのFWの適正をプロの水準で有していたからだ。自分は、今シーズンのチャレンジがFWとしての成長を阻害したのでないかと思っている。
それにしても、アレックス・ミネイロ、マルキーニョス、...懐かしいなぁ。