他チームの試合でここまで感情的にさせられたのは初めて。
山本、三平、河田、今日のスターは42歳、34歳、35歳。
山本選手は地元ジェフでくすぶり、甲府で20年。
つまり日韓W杯翌年から甲府だ。
上がったり下がったりのクラブの大ベテラン。
これまで様々な苦労、非難があったと思う。
ウチで言う小笠原みたいな人であろう。
引退もチラつく42歳で初タイトルのチャンス、引き分けから延長後半から途中出場でまさかのPK献上。
あの絶望のような表情から救ったのもベテラン河田であった。
出来過ぎたドラマのような展開、最後は山本のPKで終演。あのプレッシャーのかかる展開でPK献上の後でよく決めたと思う。
テレビ放映でワイプで抜かれた大旗を振る高齢男性に心を打たれた方も少なくないだろう。
今の鹿島は常食軍団時代のタイトルに甘んじているのではないか?
積極的なメディア出演は歓迎だが、このチーム状態で女性誌コラボはタイミングが悪過ぎた。
メルカリの小泉社長のやる事なす事に異論は無いが、今日の甲府戦を見て何か感じているだろうか?
今日の甲府の姿には、今の鹿島に足りないものを感じた。
はっきり言って、泣いてしまった。
それほど人の心を打つものを感じた優勝であった。
タイトルは全てを潤す。
我々サポーターなら知っている。
我々にはタイトルが必要だ。
下馬評なんて便所の落書きと同じ。勝った方が強いのだ。
来年は降格筆頭候補でもなんでも良い。とにかくタイトルを獲ってくれ。
それ以外は望まない。
ヴァンフォーレ甲府、本当におめでとう!