来季も、垣田はレンタルを継続して鹿島に復帰しない。来季で、3クラブ目の6年目である。これは、もう、異常としか思えない。今季、垣田は徳島で通年活躍して8ゴール(J2でも17ゴール)を挙げている。今季の鹿島はFW登録3人と明らかに戦力不足で、しかも通年活躍できたFWはいない。二桁ゴールの上田荒木以外は土居の6ゴールに続いて町田犬飼カイキの5ゴール、しかも来季は犬飼町田はいない。この状況で垣田を復帰させないのなら、その理由を問い質したい。垣田復帰の条件は何なのかと。これで、来季もエヴェラウドとアラーノが残留なら、もうあきれて話にならない。または、間違いなく頼りになる新加入選手の獲得の目途が立っているのか。短気な自分はイラつく。
確かに、クラブ改革の最中の鹿島に若手を育てる余裕は無いのだろうが、貴重なジュニアユースからの生え抜きの逸材だ。垣田くらい自らで育てる気概や能力無くしては、それこそ、クラブはこの先真っ暗闇だろう。いつの時代も、人材こそがクラブの生命、若い次世代はクラブの未来だ。クラブには、今こそ、真に大切なものはなんのか、心に余裕をもってよく考えて欲しい。