自分の今シーズンは、開幕前の水戸とのTMを見て、この試合の満FDの解説を聴いて、リーグ初戦ホーム清水戦の逆転負けを見て、終わっていた。自分の目には、今年のチームはとてもとてもタイトル云々できるチームには見えなかった。良くて、せいぜい、10〜15位の降格しない程度。場合によっては降格もあり得る…、そんなシーズンが頭に浮かんでいた。だから、天皇杯敗退も特段のショックは無い。それでも、ルヴァン敗退した時は少々三日程落ち込んで荒れたけど。なので、今年のクラブやフロントを視る自分の目や対する意見は辛辣だった。
なにも、常勝王者だから連戦連勝しろとか、でなければならないとか言うつもりは毛頭無い。非現実的だから。けど、自らのプライドに対して“負けられない”試合には、それこそ、「身命を賭して」闘う気迫を見せて欲しかった。近年、鹿島は戦えずして負けている。戦わずして負けている。負けるべくして負けている。せめて、ルヴァン準決勝第2戦のFC東京くらいの戦いぶりをして欲しかった。
2018年4月以来4回目の等々力スタジアム。自分は、まだここで鹿島の勝利を見たことが無い。今回は資料映像を撮る目的で行ったけど、悪い予想しながら行ったけど、惨敗ぶりは見たくなかった。
サブカメラで鬼木監督とベンチワークを狙っていた。噂で聞く、名古屋戦や横浜FM戦での監督の指示やふるまいは無かった。この日は割りとおとなしめ。ベンチスタッフ4、5人は慌ただしく動いていたが。