Page 83 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼厳しい 東京アントラーズ 20/2/23(日) 20:12 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 厳しい ■名前 : 東京アントラーズ ■日付 : 20/2/23(日) 20:12 -------------------------------------------------------------------------
いろいろな点で厳しい。 オリヴェイラ監督の1年目も最初は守備が安定せず勝てなかった。 しかし、新入団のファボンを大岩に戻した事で岩政が安定して、守備が復活した。 オリヴェイラ監督は「一度、去年の形に戻す事」を選択、その後もクラブが大金を叩いて獲得したファボンを使わず大岩を起用し続けた。 今は、去年の守備の功労者だったブエノの姿はなく(故障か?)、クラブは奈良を筆頭にDFライン総取り換えを慣行、昌子復帰という選択肢も放棄した。 「軽さの抜けない」犬飼がクラブのDF陣の先輩格になるという凡そ「毎年半分以上の選手が入れ替わるJ2」のような現実だ。 「選手の層が厚くなった」という見方もできるが、飛びぬけていないどんぐりーズの集まりとも言える。 そういう状態で監督を変えた。新監督は、鹿島の事もJリーグも日本のサッカーも知らない、そこで「ゼロからのスタート」を行ってしまった。 結果として「選手間の間合い、呼吸、意思の取り方」などがまだ手探りで、試合を通して「連携」を深める段階にすら行けていない状態だろう。 高校に新入学した時の「クラスに誰も知り合いがいない状態」のような、このクラブで「どう振舞ったらいいのだろうか」という次元で選手は試行錯誤しているのだろう。 育成選手とベンチ入り選手との仕分け、レギュラーの固定、チームリーダーの育成、あと1か月ぐらいは必要ではないだろうか。 ジーコには、ザーゴ監督、相馬・熊谷コーチの双方の間に入り、ザーゴ監督にはJリーグとは日本人選手とは、という事を教え、相馬・熊谷コーチには彼らを介して選手達の反応を確かめる、そういう潤滑剤的な役割を期待したいが。 相馬や熊谷が受け継ぎ実践してきた「鹿島のサッカー」とザーゴ監督のサッカーも異なっているのだろう。 コーチも試行錯誤状態だとすれば、ゼロからザーゴサッカーを構築する事は簡単でない。 (しかも、鹿島のお約束「大金を叩いた外国人は外れる」は健在みたいだし) ヴェルディ、ジュビロ、チームが衰退する時は簡単に衰退する。 選手には頑張ってもらうしかかいけれど、クラブは今季の補強のような「浮ついた選手ガチャ」をやっていると、本当にサッカーの神から見捨てられてしまうぞ。 |