▼神鹿人さん:
>何故か鹿島に加入すると、選手はその持つ個性的な特徴の輝きを失う。鹿島のスカウトの目を引き付けた“魅力”が消え失せる。人間の集団の問題なので人と人との相性の問題もあるだろうが。満強化部長の“最適戦力”の元、有望な新人選手をあちこちから集めても、ここ数年、ほとんどが芽が出ないままクラブを去って行く。楽しみにしていた選手もいたのに。この、鹿島のクラブに染み付く内部に蔓延する“空気や匂い”をきれいさっぱり払拭する術は無いものだろうか。
私も同じ点を危惧しています。安部ですら2年目は輝きを失ったように見えました。
大岩体制では、余りにも選手を固定して戦う(ケガするまで…)傾向があったので、新加入選手の活躍を期待することもできない状況でしたが、それ以前から、鹿島はたたき上げの選手育成が下手になっていました。
その原因は、余りにも”阿吽の呼吸”で物事が進み過ぎるサッカーにあると考えています。確かに上手くハマれば、予測・研究されにくいので最強ですが、悪く言えば適当で理論的でない。極端な話「味方でもどう動くか予測・理解できない」サッカーなので、その中で若手が自分の良さを出すことは極めて難しいのではないでしょうか。
選手の役割が明確なチームの場合、ルーキーが出場するなら周りのベテランに支えられて役割を限定し、良いところをどんどん出して思い切ったプレーをしながら、短時間出場を重ね徐々に成長するものだとおもいますが、そんなことが極めてやり辛いサッカーなのではないかと思っています。
満強化部長も、そろそろオールド南米流の”阿吽の呼吸サッカー”は無理で欧州エッセンスを取り入れると、どこかの記事で読みましたが、セリエAで選手・コーチの経験もあるザーゴ監督に”空気や匂いの払拭”を期待したいものです。