春
伊藤翔が大当たりを期待させる活躍。優磨の穴は違うスタイルのストライカーが埋めると過信。9節まで僅か3勝という結果に。
5月は3連勝がありつつも、2度の黒星。
夏〜秋
6月から11月まで、実は黒星はベルマーレ戦のみ。過密日程、選手流出を考えるとリーグ戦は良く戦えていたほう。
冬
相手の現場関係なく、浦和という永遠に犬猿の仲の相手を倒し、さあ残り4節というところでフロンターレにしっかり負ける。その後はズルズルと勝ち点をこぼし気付けばリーグタイトルを失う。
リーグ戦のみで振り返ってしまいましたが、戦績表を振り返るとこんな感じ。
リーグの連勝は3連勝が最高。間のカップ戦等考えると悪くは無いかもしれないが、タイトルを勝ち取ったマリノスは最後に7連勝。
21の勝ち点を積み上げた。8月にはウチを含めた3連敗もあるが、しっかりと白星で巻き返している。
実は今シーズン、リーグで連敗した事は無い。
後付けではあるが、今年の大岩アントラーズならびにフロントを象徴しているのでは無いかと感じてしまった。
主力こそ抜けたものの、大崩れはせずチョコチョコ勝ち、どのタイトルゲームの優勝争いにも良いとこまで顔は出せていた。しかしそこにチームとしての強度は一切なく、シーズン中盤以降は攻撃の手札の無いチームとなっていた。連敗は大崩れや不安も重なり起こるが、今季はそういう所は無かった。
大岩さんはもしかしたら、ギリギリを繋ぎ止めるサッカーをしていた?(褒め過ぎですかね)
また、約束されていた絶対的存在を待ちわびたが来ず、途中加入の選手たちもニューヒーローになることは無かった。
もしかしたら、どこかで大崩れしてしまえば無冠という事は無かったのかもしれない、とも思ってしまうシーズンだった。
2020年はは、CBの安心感、攻撃の手札確保、主力選手の移籍または離脱を想定した補強が必須。伝統の4-4-2が通じなくなっているのも事実。3バックのチームに滅法弱い原因を探り、フォーメーションチェンジも上手くできようにならないとタイトルは遠い。
まだ動くから、戦えるからと、修繕不足の戦艦は最後に沈んでいった。
そんなシーズン。
来年はガラッと色が変わる。2006年のアウトゥオリ政権を思い出したり。
3連覇も実はアウトゥオリ政権への交代が大きかったのは事実。
上を向いて行きたい。