Page 228 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼機転が利く 南鹿 19/4/6(土) 6:26 ┗Re:機転が利く 南鹿 19/4/6(土) 6:39 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 機転が利く ■名前 : 南鹿 ■日付 : 19/4/6(土) 6:26 -------------------------------------------------------------------------
ジュビロ戦といい、名古屋戦といい、相手陣の膠着の壁を破れず、しかし、何 としても1点ほしい状況で、またしてもブラジル人のジンガを見せつけられた。 何年のどの試合と言うことができないのがもどかしいが、昔、いや、20年は前 だろうから大昔、国立でビスマルクが単身エリアにドリブルを敢行し、PKを得 てチームを救ったシーンがあった。状況を見て取りに行ったのである。 時間帯も70分過ぎではなかったか。守り切ろうと思えばその方針にシフトでき, 追加点が必要なら勢いに乗って攻めることのできる猶予がまだあるくらいの時間 帯で、相手が足にきはじめた頃合いだった。 そういう事を含めて、「サッカーというものは、こういうものだったんだ。」と 教えられた。 そうして、このようなサッカーを展開できるアントラーズをずっと支持していこ うと決めたのだった。 今年も、安部が反撃の狼煙を上げ、鈴木優磨が長谷川祥行の如く登場する場面が あるかもしれない。 「個が活きる」というというのは、こういう事を含む。 僕が形式化したパスサッカーを好まないのは、まさにこの点だ。パス部品の取換 えしか戦術のないサッカーは、貧しい。 そのようなテーゼを元祖パスサッカーの磐田戦や新パスシステムの名古屋戦で見 せつけたことを、鹿島の鹿島らしさとしよう。 ストライカーというのは、自分でドリブルして持ち込み、かわして打つ。刺さる、 というイメージを持っているはずだ。 状況と時間帯、相手の疲労とほつれを見極めて、機転を利かす。 ビスマルクは、鹿島の10番をつけていた。これができるスキルのある者が、現在 も10番をつけている。まだどんどん伸びる。レオを盗め。伝統は続く。 |
ぎゃ〜。 行→之 鈴木隆行と間違えました。 |