気持ちはわかりますが、冷静に現実を見ましょう。2流選手?が悪いわけではありません。鹿島に合っているか、正しく起用しているか、です。
そもそもCWCやW杯を終えた選手達が個人のレベルアップの必要を吐露するのは当然ですが、実際にレベルアップしたら海外に行ってしまうんでしょ。いや、レベルアップのために海外移籍か。どちらにしても、結局それがJリーグなんですよ。イニエスタやトーレスを無理に連れてきても、降格争いするわけだし。
資金的な身の程を知った上で、それでも勝つ可能性があるのがサッカーで、それはどんなサッカーなのか、と突き詰めるとジーコの持ち込んだサッカーになる。かつての磐田や川崎のサッカーをマドリー相手に出来ればそれに越したことはないですがね。
ただ、今回の鹿島のサッカーは2年前とは違い、弱者が強者に本気で勝つためのサッカーでは無かったということ。総括すると、足りなかった部分は、個人能力の差でもなく、大まかなサッカースタイルでもなく、もっと細かい部分や心理戦だったりするわけです。まさにジーコが言ったように、それはただサッカーのゲームをしてしまったという反省です。疲れるまで真面目に走りました、では駄目なのです。