大岩続投となりそうです。避けたかったが・・・
結局、年間60試合をどう見るか、ということだと思う。ただの60ではなく、今年はw杯込みの60試合だった。数えてみたが、天皇杯優勝の浦和が48試合、川崎は46試合だ。これでシーズン3位、4強、そしてACL優勝は、優秀監督と言えるのだろうか?
普通に考えて差が12試合というのは尋常ではない。怪我人も過去にないほどの人数。その結果、若手の底上げもできたように思うから、悪くはないのかもしれませんが、何なのでしょう?この違和感。
一番思うのは、「ここぞという時の弱さ」ですね。昨年の残り3試合。今年も、ここ一番の試合で、ACL以外はことごとく敗れた。リーグでは川崎・広島に勝てず、2位がかかった最終戦で勝てず。ナビスコではホームで横浜に敗れ、天皇杯は浦和にホームできっちりやられた。レアル・リーベル、ともに大切な試合であったが大敗。印象は悪い。ACLだけ。しかし悲願のタイトルだったので、功績は大きいのだが・・・
もっとも不満なのが、「堅守」と「速攻」がないこと。プラス「連動」もない。鹿島アントラーズの戦い方ではない。個に任せた戦術なき戦い。そこに安定した戦いなどないのだ。パスと連携による崩しのシーンはほとんどない。
攻撃を教えられる監督など、なかなかいない。大岩には無理だ。そこで、なんとかさらに高い「個」で対応しようとしているが・・・大岩監督は、7の選手力を10にして優勝させる力はない。10の戦力を8に落としてしまう監督だと思う。優勝するには、川崎を上回る戦力が必要だが、それは無理だろう??大岩で優勝するには、優勝するには清武と小林悠と森重と伊東純也が必要だぞ。仮に取れても。戦術でオリベイラのチームには勝てないとも思える。
監督こそ最大の補強。満さん、考え直しませんか??