決断に至った理由を「やめるという最大の理由としては、今シーズン1年を振り返ってみて、なかなか試合に出られる機会が少なくなり、ピッチの上でチームを勝たせることができなくなった」と説明した。
引退後の進路については鹿島に残ることを希望した。「やはり鹿島アントラーズに育ててもらった。自分は恩返ししていきたい気持ちが強くなった。これからアントラーズが強くなるために、成長するために、何かためになるものを見つけていきたい」
満男が鹿島に残ると言ってくれた。また涙が出てきた。
満男の引退の報を聞いて、驚愕と寂しさで、さんざん涙をながしたが、今度は狂喜のうれし涙が止まらなかった。
満男らしい引き際だった。満男は本物の武士だ。
これからは、世界一のCWCのてっぺんを目指して、鹿島を強くしてほしい。
鹿島に「満男」がいれば、かならず、かならず、絶対、鹿島は強くなる。
暗い心の中が、急に朝日のような明るい陽射しが差してきた。
本当に、ありがとう満男!!。