Page 241 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼第5節 元祖・大阪の鹿 18/4/1(日) 21:29 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 第5節 ■名前 : 元祖・大阪の鹿 ■日付 : 18/4/1(日) 21:29 -------------------------------------------------------------------------
かつての強豪と言われた、鹿島、浦和、ガンバ。 07年はこの3チームで優勝争いを繰り広げ、最後は鹿島が逆転優勝を果たした。 その後もこの3チームはJ2降格や降格争いとなったシーズンもあったが、近年もガンバ、鹿島もJチャンプになっているし、浦和も含めて何らかのタイトルを獲得してきた。 しかし、今シーズンのこの3チームは、抱えている問題は違えど軒並み低迷している。 鹿島はACLもある中、ACLの予選リーグでは現在首位だし、リーグ戦も2勝2分1敗で勝ち点8と、首位とは勝ち点5差ながらもまずまずのポジションではあるものの、失点こそは1ながらも得点も2しかなく、失点1にしても、クオンスンテのPKストップやPK見逃し誤審という運があってのことで、実質的には負け越ししても不思議でない状態。 順位と実力が伴っていなく、運の要素が大きいだけという感じ。 このままの状態で運が尽きた時は末恐ろしくなる。 ガンバは得点力はあるものの失点が多いのが課題。 守備が完全にはまっていないうえ、両サイドが攻撃に出ていくのはいいが不用意なボールロストが多く、鹿島同様にゲームメイクがなかなかできないところが多い。 浦和は全体的な動きの質が悪い。 ポゼッションにこだわり過ぎるきらいがあるのは鹿島と同様の状況となっており、得点を取る過程より足元に丁寧につなぐことばかりに意識が行き過ぎている。 そのため、攻めにスピード感がなく、相手が完全にブロックされた状態での攻撃となることから展開が難しくなる。 鹿島はそこを守備で何とか耐えて攻撃に出ようとするが、浦和は攻撃がままならない状態で守備することとなり、こらえきれずに失点しているところの違いはあるが、鹿島もいつこうなるのかわからない。 この3チームの共通して言えることは、自分たちのサッカーができれば勝てると思いすぎている点ではないか。 近年は相手のサッカーを分析し、相手の嫌がることを執拗に繰り返すチームが増えている。 昔の鹿島はある程度できていたのに、今や他チームの方が上回っている気がする。 だから、今の鹿島としては相手がガチンコで戦ってくれるチームの方が組みやすく、ACLやJリーグではそういうチームにはいい戦いができても、昨日の札幌や初戦の清水戦のような戦い方では苦戦してしまう。 昨日の場合はその術中にはまり、金崎、土居、レオはかなり調子が上がらなかったし、ミスのオンパレードだった。 永木、安部、昌子はいいところもあったけど、問題も多かった。 特に昌子のフィード力の悪さは問題が多い。 良かったのはクオンスンテ、優磨ぐらい。 とりあえず、火曜日のACLでは確実にグループ突破を決めてほしい。 そうすれば、次の試合はある程度余裕を持って臨めるし、調子の上がらないメンバーの調整試合としても戦うことが出来る。 終わったことをぐちぐち言っても仕方ない。 とりあえず火曜日、そこに集中! |