Page 1241 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼閉塞状態 鹿春 18/9/6(木) 2:58 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 閉塞状態 ■名前 : 鹿春 ■日付 : 18/9/6(木) 2:58 -------------------------------------------------------------------------
監督にゲームプランがなく、選手交代が遅れる状況で、ピッチにいる選手たちが何をすれば良いか。まず前提として、サッカーはリスクをかけて攻める、そのリスクの判断がすべてと言っていい。強力な攻撃力を保有したとして、それをいつでも稼働させて勝てるかと言えば相対的で、結果論でしかない。これを勝利のために有効に使えてきたのが、Jリーグの盟主、鹿島アントラーズと言っていい。 鹿島歴の長い遠藤、西、土居のような選手は、この点で慎重すぎる面もある。しかし、基本的にはそれは大事なことで、西の試合後コメントのように「できることとできないことをそれぞれが判断して、カバーし合う」しかない。例えば小笠原は、守備でも攻撃的なリスクをとる。何故ならば早い段階で勝負をしておかないと全体が不利な体勢をとることになり、流れが向こうに行ってしまうことが分かっているからである。 そんな鹿島のやり方を安西のような新加入選手も分かっていないわけではなく、ヴェルディに居た時に比べ、何でも自分の得意なプレーをすれば良いわけではないことは理解している。一方で、今回は仕掛け、思い切りのいいプレーが足りなかったとも反省している。 実際、頭では分かっていても、その場で咄嗟にリスクなどを判断するのは難しい。だから、まだまだミスは出る。こればかりは実践的な経験が必要だ。PA内でチョンボされたらカバーしようがないが、それ以外ならばカバーできる。 長くなるので読む人の読解力に任せたい。何度も動き出しをしているのにパスが来なければ動きが無くなってしまう。が、それで諦めるのは経験が足りない証拠。味方どうしで勝負所が合わない、しかもカバーする意識が薄く、自分のプレーにしか興味がない選手も混じっている。そんな状況を、ひとつの方向に導くにはどうしたら良いだろうか。そういう事だろう。 |