Page 118 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ホーム開幕戦〜原点回帰 鹿一 18/3/3(土) 18:48 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ホーム開幕戦〜原点回帰 ■名前 : 鹿一 ■日付 : 18/3/3(土) 18:48 -------------------------------------------------------------------------
打てども打てども入らぬシュート(24本、枠内12本)、しかし最後にやはりエース金崎が 決めた。 L中心のだぶついた攻撃スタイルで昨季終盤から、FW陣はゴールの決め方を肌レベルで忘れてしまっていたかのようだった。 しかし、満男中心に果敢に攻める本来の鹿島のスタイルが、徐々にゴールの匂いを漂わせて行った。 もちろん0で終わった可能性はなかったわけではないが、L中心のボールを持ち続ける単調な攻めとは明らかに違った。攻めは多彩であったし、緩急をつけた可能性を感じる攻撃であった。 杭をうがち続ける事によりゴールをこじ開ける、最後の最後に決めて逃げ切る、このパターンはかつて鹿島においては実はそれほど珍しくなく、強い鹿島の時代に何度も見た形でもある。(「締め」に永木を投入したのも鹿島らしかった。) 思い切りのいい、嗅覚によるシュートも多く見られたので、この形を続けて行けば点を取れて攻撃陣も本来の姿を取り戻していけるのでは。守備は安定しているので、FWが得点できれば勝ちの確率は高い。勝てばFWは自信を取り戻し、またゴールを決める好循環。 L中心の「ポゼッション」サッカーでは、同じように多くシュートを打っても同じリズムなので結局守り倒され、点が入らなかったと思われる。そして勝てないから、FWが自信を持てず、ゴールを決められないという悪循環。 スタイルを劇的に変えたのは、やはりピッチの小笠原だ。 何度もゴールが入らずヤキモキしたが、今までの垢を落とす洗礼の場。 今日を鹿島の原点回帰、ターニングポイントとなる事を願う。 奇しくも今日は、ジーコ65歳の誕生日である。 |