ニュースZEROで解説者の北澤が浦和は間違いなく勝てる、みたいなことを言ってて違和感を感じた。
別に彼を責めるわけではなく、確かに初戦の相手の試合を見る限りでは浦和が負ける要素が見当たらなかった。いつものサッカーが出来れば。
その「いつものサッカー」が出来ないのがアウェー(中立)の地なのだろう。
結局、クラブW杯は10年前のACLを勝ち上がったガンバ・レッズを含めて、全て自国での試合。
慣れ親しんだ環境で、コンデションも時差もピッチ環境も不慣れな「いつもの力を出せない」チームと戦っていたに過ぎない。
ほぼ当たり前のように欧州や南米勢と戦えるベスト4までとんとん拍子に進めていた実績が、今回の油断や慢心、”想定外”が生まれたのでは、と感じる。
そういう意味では今回の浦和がJクラブとしては初めての、世界での戦いを経験したクラブ、と言えるのかもしれない。
代表では、ハリルだけでなく、アギーレもザックも、Jリーグを良く知ってるはずのジーコですら歴代の代表監督は海外組を優先し続けてる。
それだけ世界での経験値、アウェーでの経験値と言うのが重要だと言う判断があるのだろう。
鹿島も自滅で優勝を逃したとは言え2位、獲得した賞金でグローバルな視点での強さも求めて行きたい。
ACLを負けても罰ゲームだから、なんてしょうもない言い訳は聞きたくないね。