磐田戦に出場していたJ冠経験者は、曽ヶ端と遠藤の二人だけだった。
それで、なのか、普段なら決めていたであろう決定的シュートを少なくとも3本
・レアンドロ:ゴール前の絶妙な切り返しから・・・ふかす。
・金崎:当てればゴールのセンタリングを・・・当て損ねる。
・山本:フリーでヘディング・・・バーの上へ。(ちょっと体制が崩れていたか)
はずした。
『常勝』と言われる所以の、
ここ一番では絶対に勝ちきるゲームにある『普段通り』は、
このゲームになかった。
緊張感が、画面からでさえ、ありありと感じ取れた。
すると、やはり去年は、小笠原によって勝たせてもらったんだな・・・と。
柴崎も「勝たせる選手」の一人だろう。スペインでのココイチの活躍を見れば。
その二人がいないピッチ。
もし、精神的支柱として小笠原が出ていれば、1本は、
いや、1本決まれば、2本、3本決まっていたと、想像してしまう。
1993年トヨタカップ決勝。
テレ・サンターナは、ACミランとの大一番に、ここまで出場のなかった
トニーニョ・セレーゾを使った。
その活躍でチームは冠を獲り、自身はMVPを獲った。
巡って、監督がセレーゾなら、このゲームで、いや柏戦でオガサを使ったと思う。
大岩に力が足りなかったとすれば、この点だろう。
で、これからの話。
気になるのはオガサの去就。
冠を逃したまま、再びあの場所へ(CWC)を逃したまま、移籍はしないと思う。
いや、そう願う。
だが、終盤出場機会が減ったことに本人はどう考えるだろうか。
契約はいつまで?
大宮に行く・・・? チラッと脳裏をかすめたりする。
とりとめのない話、ご容赦を。