Page 701 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ゲームメイクする選手が居なくなった 鹿蔵 17/5/31(水) 14:30 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ゲームメイクする選手が居なくなった ■名前 : 鹿蔵 ■日付 : 17/5/31(水) 14:30 -------------------------------------------------------------------------
スタンメンを見て、石井監督の戦術引き出しの無さが露呈した。 前半2分、サイドからの攻撃をマークを交わされた後にマークを外し、CBがマークの受け渡しでマークに走ったが、目測でも間に合わないと思ったが、案の定フリーでクロスを上げられる。 失点に到る連携ミスの端緒が見えた。 鹿島は全て守備でのマークの受け渡しがズレている。 この場合は最初についたマークが寄せて、相手ドリブルのコースを消していくのが普通なセオリーでしょ。 セットプレーでは、ファーサイドに当てるという馬鹿の一つ覚えな選択種のみ、ボールの精度が無さすぎで当てるのが精いっぱいで自ら自滅した。 ファー狙うなら球威があり相手ディフェンスを揺さぶれないと意味がないのに小笠原とか、もう終わっている選手が蹴るから、全く怖さがない。 今回はスタジアムで高い位置から展開を見て、ゲームの中で、ゴールまでのパスコースが10数回は空いていたが、そこにスルーパスが出ない。 ビスマルクや本山が居たら、ここにパス通すよなと思いながら、みすみすチャンスの芽は消えてしまった。 前に金森が中央にドリブルで切れ込んだ時に、周りが誰も動かないのに唖然としたが、昔の鹿島ならフリーの選手がコース作ったり、囮になったり連動するのが当たり前だった。 柳沢はそういう動きがうまかったし、それを見切るのが鹿島サポーターの醍醐味だった。 カイオや大迫に戻って来いとか、呑気な事を言う御仁へ、戻っても周りが動かなければ、金森が孤立してコース消されて潰されたのと、おなじ結果だ。 サイドから組み立てる展開を、相変わらず練習しているんだろうけど、それで相手を崩し得点を決めた事あるのか? 小学生の御団子サッカーみたいな展開で、逆サイドがガラ空きなのが見え、ジョルジーニョがいたら見逃さずに、そこにボールが出てサイドアタックがさく裂したんだけどなー。 今の鹿島は、サイドチェンジもサイドアタック(オーバーラップ)も封印している。 全体のバランスを崩さない為のつもりだろう?(その割には開始2分でサイド突破されている) 西が上がる時も凄く中を気にしながらだった。 近頃はサイドに流れるのも展開が遅いから、突破するコースがないので袋小路だし。 昨日はまともなアーリークロスは一本もなかったんじゃないか。 サイドアタックは鹿島の伝家の宝刀でしょ。 日本代表の両サイドを勤めた相馬・名良橋を擁したチームがこれでいいのか? 今の首脳陣の方が鹿島(ジーコ)の精神を受け継いでいないんじゃないか。セレーゾの精神を受け継いでいるんだろう。 試合の全体で、相手の逆サイドとか裏とか空きまくってた。 そこに展開するゲームメイクする選手が居なかった。 今の鹿島はボランチでゲームメイクするセレーゾ流で、それでいいと強化部からお思いなんでしょうね。 今の鹿島は緩急の緩しかない。 小笠原の主導するチーム。 昨日はレギュレーションでもっとやれると俺も思ったが、信じられないショートなパスミスを連発し、衰えが隠せなかった。 増田誓志や野沢を追い出したツケが今に出た。 この試合で一番ムカついたのは、後半10分に失点したら、選手たちが急に意気消失したこと。 アウェーゴール取られて、後2点入れなくなって追い込まれたことに傷心するのは常勝のスピリットではない。 残り30分、ボールの展開が余計お粗末になった。 最後に得点したが、あの30分間も、ボールを出すパスコースとスペースは何度もあったのに、狭い所狭い所でボールをつなごうとしてロストを繰り返した。 ゲームメイクする選手がいなかったから。こういう展開になると致命的だった。 今回の得点はペドロの個人技から組立てのミドルと混戦からの金崎のシュート。 練習のパターンではなく全て個人技によるもの。 別メニューを余儀なくされた金崎が得点決めるなら、日頃の全体練習の横パスの組立てには成果はないということだろう。 |