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 ▼ジュビロ戦総括  町田鹿 17/4/23(日) 7:56

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 ■題名 : ジュビロ戦総括
 ■名前 : 町田鹿
 ■日付 : 17/4/23(日) 7:56
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   スッキリ負けてしまいました。
あのように完ぺきにやられると、もう自分の応援を責めるほかありません。
ギャーギャー騒いで「打ち急ぎ」を奨励したのではないかと。

1失点目はハーフラインあたりから中村にパスが渡った時点で勝負あり。
向こうの5番は既に上がっていた。阿部は攻撃センスやプレーそのものは今後
極めていけば問題ないと思いますが、鹿島の2列目に要求されるハードな守備が
欠落していると感じました。起用は、中村やレアンドロやぺドロでなく土居聖真の
代替だったことを知り「献身」の意味を土居聖真に学んでほしい。
闘える肉体づくりが意外な課題かもしれない。
小笠原は例によって「自由にやれ」と言っただろうから、バランスを崩してまで
その手当をしながら中村俊輔への対応など、ハードだったと思います。遠藤と阿部
のポジション替えもそういう意味だろう。「仕切る」のではなく「つなぐ」ことに
意識を切り替えているように見える。これが小笠原満男の献身。

2失点目。板のように並んで広がったDFラインの際の淵のようなスペースは、
名波・俊輔への、鹿島からの、これが最後のプレゼント。

ジュビロは、とうとう強烈な個性に依拠したサッカー風に堕ちてしまいました。
ありきたり。ジュビラーと言われる人たちは分かっていたのだと思いますが、嬉し
さの中に寂し味はないだろうか。
横浜から中村俊輔がジュビロに移籍し、あのサッカーをやってる。
もはや、Jリーグ25年の経験を蓄積できるチームは、鹿島アントラーズだけになっ
てしまいました。これを確認できたのが、収穫。

さて、アントラーズは、もはやチームの戦力充実や質の向上を目指す局面ではな
くなっています。次戦、アウエィ蔚山戦は、勝利だけのために戦ってほしい。
勝利だけのための戦いとはその一戦にのみ勝つための戦い。
例えば、昨日でいえばレオシルバを先発させ、中村俊輔をマークして機能を止めよ
と特命して阿部や梅鉢を出すような背水の陣。

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