Page 373 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ジュビロ戦総括 町田鹿 17/4/23(日) 7:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ジュビロ戦総括 ■名前 : 町田鹿 ■日付 : 17/4/23(日) 7:56 -------------------------------------------------------------------------
スッキリ負けてしまいました。 あのように完ぺきにやられると、もう自分の応援を責めるほかありません。 ギャーギャー騒いで「打ち急ぎ」を奨励したのではないかと。 1失点目はハーフラインあたりから中村にパスが渡った時点で勝負あり。 向こうの5番は既に上がっていた。阿部は攻撃センスやプレーそのものは今後 極めていけば問題ないと思いますが、鹿島の2列目に要求されるハードな守備が 欠落していると感じました。起用は、中村やレアンドロやぺドロでなく土居聖真の 代替だったことを知り「献身」の意味を土居聖真に学んでほしい。 闘える肉体づくりが意外な課題かもしれない。 小笠原は例によって「自由にやれ」と言っただろうから、バランスを崩してまで その手当をしながら中村俊輔への対応など、ハードだったと思います。遠藤と阿部 のポジション替えもそういう意味だろう。「仕切る」のではなく「つなぐ」ことに 意識を切り替えているように見える。これが小笠原満男の献身。 2失点目。板のように並んで広がったDFラインの際の淵のようなスペースは、 名波・俊輔への、鹿島からの、これが最後のプレゼント。 ジュビロは、とうとう強烈な個性に依拠したサッカー風に堕ちてしまいました。 ありきたり。ジュビラーと言われる人たちは分かっていたのだと思いますが、嬉し さの中に寂し味はないだろうか。 横浜から中村俊輔がジュビロに移籍し、あのサッカーをやってる。 もはや、Jリーグ25年の経験を蓄積できるチームは、鹿島アントラーズだけになっ てしまいました。これを確認できたのが、収穫。 さて、アントラーズは、もはやチームの戦力充実や質の向上を目指す局面ではな くなっています。次戦、アウエィ蔚山戦は、勝利だけのために戦ってほしい。 勝利だけのための戦いとはその一戦にのみ勝つための戦い。 例えば、昨日でいえばレオシルバを先発させ、中村俊輔をマークして機能を止めよ と特命して阿部や梅鉢を出すような背水の陣。 |