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 ▼連投ですいません  元祖・大阪の鹿 17/12/3(日) 10:40
   ┣Re:連投ですいません  oioi 17/12/3(日) 11:04
   ┃  ┗Re:連投ですいません  鹿島でスマイル 17/12/3(日) 11:25
   ┗Re:連投ですいません  鹿一 17/12/3(日) 13:17

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 ■題名 : 連投ですいません
 ■名前 : 元祖・大阪の鹿
 ■日付 : 17/12/3(日) 10:40
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   大岩監督はポゼッションと展開力によるサッカーを目指しており、その戦い方を体現できる選手としてレオ、中村、レアンドロを起用し、アンカー的に守備力強化のため三竿を起用し、真ん中からの攻撃を中心とした戦い方で臨みました。
当初は相手からすればこれまでの鹿島と違う戦い方に戸惑っていたことと、戦い方としてその志向に合った選手をチョイスしていたことから、好成績を残すことができました。
しかし、相手が研究してきたため、その戦い方では手詰まりになることが多くなってきました。
そこで大岩は指示としてサイドから展開するように指示しましたが、サイドからの展開ではゴールの前にクロスを上げる必要があります。
しかし、大岩はそういう指示を出しながらもメンバーはほぼ固定して戦っていました。
その中で精度の高いクロスを供給できる選手が少なく、戦い方は袋小路となってしまいました。
特にリーグ終盤の得点の少なさはその部分が大きく起因していたと思います。

私が永木や小笠原を起用しろというのは、精神的な支柱としても当然ですが、どちらかというと自ら出している指示に対しての選手の志向を合わせる必要があるからであり、セットプレーも含めたキッカーの問題も解決できるからです。

結果として、大岩が未熟だったのは戦い方に対する選手のチョイスに疑問が多かったこと、攻撃の戦い方の幅が非常に少なかったことが最後の最後に響いた感じがします。
来季、大岩が指揮を執るのであれば、こういう部分をキッチリ見極めたうえで、固定した考えを捨てながら勝つために必要なチョイスができるかどうかだと思います。
そのためには大金叩いて得た選手でも使わないという決断ができるかだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:連投ですいません  ■名前 : oioi  ■日付 : 17/12/3(日) 11:04  -------------------------------------------------------------------------
   ▼元祖・大阪の鹿さん:
>私が永木や小笠原を起用しろというのは、精神的な支柱としても当然ですが、どちらかというと自ら出している指示に対しての選手の志向を合わせる必要があるからであり、セットプレーも含めたキッカーの問題も解決できるからです。
>
>結果として、大岩が未熟だったのは戦い方に対する選手のチョイスに疑問が多かったこと、攻撃の戦い方の幅が非常に少なかったことが最後の最後に響いた感じがします。
>来季、大岩が指揮を執るのであれば、こういう部分をキッチリ見極めたうえで、固定した考えを捨てながら勝つために必要なチョイスができるかどうかだと思います。
>そのためには大金叩いて得た選手でも使わないという決断ができるかだと思います。

 なるほどですね。
 私は、今期を振り返ると、山本の衰退をすごく感じます。これが衰退なのかはたまたうまく使ってないのか、ということです。思えばカイオの頃は、山本の脅威の突破がありました。また、遠藤から山本はホットラインと呼ばれていました。やはり鹿島はサイド攻撃。そこがあっての中央攻撃。戦術的問題だったのですか。まあ、いろいろな問題が複合しての得点力不足だったということでしょうか。今期の攻撃を見ると、中途半端なパス交換のミスで攻撃にすらならないことが多かったので。
 私も精神的支柱と言うよりもサイドチェンジやスルーパスなどの攻撃面で小笠原が必要だと思います。三竿・レオでは攻撃にならない。だからSBの西が「おさめる」という点で必要になってくる。そもそもボランチが「攻撃性」を発揮すれば問題ないわけだが、刈り取ることに特化したボランチコンビだけに、押すことはできても得点はできない。それならあっさり満男を出せば、SB伊東でもいいと思うのです。
 そういうことを大岩がクリアーできるならいいのですが。石井監督は「石井さん」ですがまだ、大岩監督を「大岩さん」とは呼べないですね。
 関係ないですが、私のユニは前は本山、一昨年は豊川、昨年は赤崎と、私が買うユニホームの選手は出ていくジンクスがあることに気づきました。今年買ったのは40番・・・まだいてほしい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:連投ですいません  ■名前 : 鹿島でスマイル  ■日付 : 17/12/3(日) 11:25  -------------------------------------------------------------------------
   ▼oioiさん:
>▼元祖・大阪の鹿さん:
>>私が永木や小笠原を起用しろというのは、精神的な支柱としても当然ですが、どちらかというと自ら出している指示に対しての選手の志向を合わせる必要があるからであり、セットプレーも含めたキッカーの問題も解決できるからです。
>>

> 私も精神的支柱と言うよりもサイドチェンジやスルーパスなどの攻撃面で小笠原が必要だと思います。三竿・レオでは攻撃にならない。だからSBの西が「おさめる」という点で必要になってくる。そもそもボランチが「攻撃性」を発揮すれば問題ないわけだが、刈り取ることに特化したボランチコンビだけに、押すことはできても得点はできない。

私も、小笠原選手の攻撃センスは、ボランチになる前から現在までずっと注目しています。チームのために有効な選手を使うという当たり前の選択を、監督に決断して欲しいです。大岩監督が来季も続投との報が出ていますが、どちらかというと反対です。でもそうなったら、終盤戦の反省がきちんとできるのか注目したいと思います。

> 関係ないですが、私のユニは前は本山、一昨年は豊川、昨年は赤崎と、私が買うユニホームの選手は出ていくジンクスがあることに気づきました。今年買ったのは40番・・・まだいてほしい。

私も移籍するまで本山を着ていて、今は小笠原です。できれば来年も身に付けたいので、絶対来年もいて欲しいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:連投ですいません  ■名前 : 鹿一  ■日付 : 17/12/3(日) 13:17  -------------------------------------------------------------------------
   ▼元祖・大阪の鹿さん:

>結果として、大岩が未熟だったのは戦い方に対する選手のチョイスに疑問が多かったこと、攻撃の戦い方の幅が非常に少なかったことが最後の最後に響いた感じがします。
>来季、大岩が指揮を執るのであれば、こういう部分をキッチリ見極めたうえで、固定した考えを捨てながら勝つために必要なチョイスができるかどうかだと思います。
>そのためには大金叩いて得た選手でも使わないという決断ができるかだと思います。

まったく同感ですね。(大岩さんは戦術の幅の少なさもそうですし)

「大金叩いて得た選手でも使わないという決断」

この点はすでに石井さんの時からできていなかったです。
自身お気に入りでもあり、鳴り物入りで加入したペドロに固執し、調子が出ない、周りとフィットしない、独りよがりのプレー、結果、チームのリズムが崩れ、勝ち点を失う、、。この繰り返しでも、石井さんはペドロを「信じて」使い続けた。当時、この板でも散々、指摘されていたことです。
監督が選手を公平に扱わない事から来る弊害は、今更議論するまでもなく、徐々にチームをむしばんでいくもの。

本来、実力のある助っ人外国人でも、チームにフィットしなければ、断ち切る非情さが監督には必要です。
2007年、サンパウロで世界一の実績をもって来日したダニーロはその典型でした。当初、オリベイラはダニーロを中心としてチーム作りを目指すも、開幕から5戦未勝利と結果が出ず、サポーターから散々バッシングされました。
しかし、さすがオリベイラは違った。そこでスパッとダニーロを切る決断をし、小笠原や野沢を中心としてチームに切り替えました。ダニーロも、スーパーサブとしてチームのために徹し、勝ちパターンをつかみ、徐々に勝てるチームに変わっていった。

オリベイラがさすがなら、ダニーロもさすがでした。ここはブラジル人同時のお互いを尊敬する気持ち、深い理解があってできたことだろうと推測しますが。
世界のダニーロがスーパーサブに甘んじながらも、ひたむきにチームのためにプレーする姿はチームに好影響を与えていったと思うし、その年の最後、たしか天皇杯決勝でしたっけ、彼が劇的なゴールを最後の最後に決めた時は涙が出そうになりました。

あれが助っ人外国人に対する正しい扱い方だと思います。もちろん最初からフィットする助っ人もいるでしょうが、そうでない場合の例です。

後から来た「助っ人」大金を積まれている上、伝統もチーム事情もおかまいなくレギュラーを張り続ける、、納得できる内容と結果が伴えばまだしも、チームの本来が来るって行く状況。
どうみたって、今まで実績を残してきた日本人選手たちの不満は溜まりますよね。時にはそれが不協和音となり、チームが崩壊する事だってある。
しかし、鹿島の選手は腐らず(その気持ちはあったろうが)自己マネジメントしてきた。そしてその中心には小笠原がいて、チームを束ねて来た。

ポジションは与えられるものではない、(先輩から)実力で奪っていくもの

これも鹿島の流儀です。
外国助っ人だけ例外でいい、という事があってはならない。

鹿島の流儀(ジーコスピリット)>助っ人外国人

鹿島が一助っ人の個に合わせるのではなく、助っ人が鹿島というチームの為に合わせ、その中で個を発揮することがポイントではないでしょうか。

その点をしっかり見極めるのが監督の仕事ですが、序盤の石井さんと終盤の大岩さんには、なぜか、大枚ははたいたブラジル人をほぼ好みからで使い続けていった印象がぬぐえません。
(ペドロは使い続けることにより、調子は上がりましたが、失った勝ち点も相当あり、結局ケガで離脱。レオシルバはここで書かれている通り)

その中でよく鹿島がチームとして持ち堪えたとも思います。その中心には、屋台骨にはいつも小笠原がいたわけで、石井さんや大岩さんだけのチームではなかったのは明らかです。
石井さんや大岩さんがこの点、どれだけ小笠原に負っているか。(まだ小笠原を干す時期ではなく、いずれいつかは彼がいなくなり、現場を彼に頼れなくなるとしても、あと3年は必要と思ってます。そうしないと真の引き継ぎができない。世代的に中間に選手がいないから。本来、野沢や興梠がその役割を果たすべきたったのですが)

日本人監督は、どうしても、技術に長けたブラジル人には頭が上がらないようです。
現場での衝突の恐れ、投資に見合った扱いをしなければいけないとフロントへの気兼ねでしょうか。フロントも含め、Jリーグでプレー経験のあるブラジル人=即戦力という通念も強いようです。(いつかのジュニーニョ)

レアンドロに関しては、日本になじむまで少々時間がかかると踏んだか、まだ扱い方に公平感があった。前半の雌伏の期間を経て、大岩さんに代わるタイミングで花開いた感はあります。

いずれんせよ、来季大岩さんにしろ日本人監督がタクトをふるうとしても、このブラジル人特別扱いを廃し、調子を見極め、一刀両断できる英断ができる監督力を期待します。
そしてフルとは言わなくても、ジーコスピリッツの継承者として、そしてピッチ上の監督として、小笠原がいてほしい、いやいなくてはなりません。

満さん、よろしくお願いいたします!

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