Page 1464 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼雨降って地固める〜原点回帰 鹿一 17/11/30(木) 1:10 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 雨降って地固める〜原点回帰 ■名前 : 鹿一 ■日付 : 17/11/30(木) 1:10 -------------------------------------------------------------------------
鹿島は前節、すべてがお膳立てされた舞台で優勝を決められなかった。 満さんは「まるで負けたようなショック」とコメントしたらしい。 そう、鹿島は一度死んだ身。 一旦死んだ身が今一度タイトルを掴むチャンスを目の前に与えられたのだ。このチャンスをモノにしない手はない。 世の中の予想は、今日勝った川崎に徐々に傾きつつある。勢いのある川崎やや有利かと。 しかし逆風や逆境こそ、鹿島が真骨頂を見せる舞台。 Jリーグ加入時から、元年のチャンピオンシップから、鹿島には常に向かい風であった。 それを跳ね返し、掴んできた頂点。 ここ最近、うちが取りこぼし、他がひろい、そのたびに「Vお預け」「優勝持ち越し」とプレスに書かれてきたが、その生ぬるい空気感、2007年の浦和とどこか重なって見えた。 2007年は最後まで浦和有利の論調だったと思う。最終節も最下位相手で。 しかし鹿島は虎視眈々と「その位置」を狙っていた。 あの無心、正午のごとき影のない心境。それが鹿島の強みだ。 むしろ世の逆風が吹き、川崎が応援されるくらいでちょうどいい。 昨年のCWCだって、どれだけの日本人が鹿島を応援していたか。決勝も日本なのにレアルの応援の方が多かった。 鹿島はあれくらいでちょうどいい。 生きんとするものは死に、死なんとするものは生きん。 今の位置を維持しようという守勢でなく、捨て身で勝利を掴みとりに行く。 一度死んだ身。 最終節、原点に立ち返り一丸となって、元来の鹿島アントラーズで臨もう。 今こそ、鹿島のDNAを見せる時。 |