▼赫赫鹿鹿さん:
>地方でありながら、圧倒的なタイトル獲得数を誇るアントラーズが新国立をホーム扱いにしてくるという事、どれだけ凄いことでしょうか。
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>首都東京の素晴らしいスタジアムを、我らがアントラーズがホーム利用出来るのは本当に光栄な事だと思います。
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>皆様はどうお考えですか?
我らが鹿島アントラーズが東京新宿区(&渋谷区)のスタジアムを本拠地にすると、どうなるんでしょうね。
東京アントラーズ? 新宿アントラーズ?
今のように練習に集中できる環境は鹿嶋市であるからこそなのかも知れないと思ったりもします。有望な若手選手が入団するときのコメントで「練習に集中できそうだから」というのも良く聞こえてくる言葉です。
いま、カシマスタジアムでは多くの小さな子供、中には赤ちゃんを抱えた人々が観客席を埋めています。23年前にはなかった光景です。サポーター達が仲間を作り、中にはその仲間同士で結婚し、子供が出来、それでもスタジアムで見たくて、子どもを連れて、赤ちゃんを抱いてサッカーを見に来る。中には親子3代が連なって来るサポも珍しくありません。
当時のJリーグ百年構想を遥か遠いものを思っていましたが、あれから1/4世紀。描かれた百年構想は着実に歩を進めていると実感させられている所です。
今回、クラブW杯で見せた快進撃で我が鹿島アントラーズは一躍マスコミの注目を浴びています。天皇杯の準々決勝や準決勝の試合でアナウンサーや解説者から18冠をあれだけ云って貰い、「常勝軍団」と称えられるのもあの快進撃があったればこそです。それまでの鹿島に対するマスコミの扱いを思い出すと良く分かるでしょう。
でも、その快進撃は必然だったのでしょうか。そうではないと思っています。チャンピオンシップの川崎戦を始め、浦和戦、その後のCWC戦・・・全て薄氷を踏む勝利だったと思っています。一歩、間違えば今の称賛は無かった。
もし、本拠地を東京に移して、7年間タイトルが無かったら・・・、ACLへ行っても8強どまりがせいぜいだったら、国立を本拠地にしている鹿島アントラーズ(東京アントラーズ?)は何と言われるのでしょう。
過去に、ホームの試合のいくつかを集客の観点から国立で行った時期があります。Jリーグ開始から数年経った位の頃でしょうか。集客力にどの位の差が出たのでしょう。なぜ、その後、ホーム試合は原則100%カシマスタジアムでやると決定したのでしょう。
いま、「進撃の鹿島」の勢いに乗り、浮かれるのは分かるけど。いい時も悪い時もある。その悪い時に東京の鹿島アントラーズはどのような仕打ちを受けるのでしょう。鹿島は浮かれない。しっかり地に足を付けサッカー界に貢献していく。そんな風に思っています。