CW杯の最中、川崎は、自分たちのサッカーは本当にこれでい
いのか自問したに違いない。
今日は、大宮の鉄板守備に遭って川崎らしさを見失っていた。
しかし、川崎は勝って吹田にのりこんできた。
出来の悪いゲームをした次の試合は、かえって選手が結束し、
見違える強さを取戻すことがある。元日の川崎もそれだろう。
これまでの鹿島戦の決着をつけに来る。モチベーションは
今日と一変しているだろう。
アントラーズは、2週間前の吹田での緊張を取り戻し、川崎を
撃破してほしい。
このことによってのみ、クラブW杯の戦のレベルを自身に刻込み、
また対戦相手のJクラブに浸透させることができる。
2017年元旦から、世界への玄関口に最も近い位置にある鹿島が
天皇杯賜杯とともに新たな一歩を踏み出す。