Page 916 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼[無題] 多角 15/7/17(金) 2:06 ─────────────────────────────────────── ■題名 : [無題] ■名前 : 多角 ■日付 : 15/7/17(金) 2:06 -------------------------------------------------------------------------
クモの巣グラフ的に分析すると、今の小笠原は全盛時の本田泰人に近づいている。長所は攻守の切り替えの早さで、奪えれば素早いフィードでチャンスを作る。が、プレッシャーを受けるとパスミスが増えてきているのと、フィードした後、自分はほぼ攻撃には参加できない。毎年連続得点は続けているものの、自らの攻撃力はほぼ無いくらいにゴールからは縁遠くなっている。 それでも魅力があるのは、よくシュートを外して悔しそうな表情を見せ、顔を手で覆ったり、倒れてみせたり、苦笑いしたりする選手がいるが、小笠原はPKを外しても一瞬たりとも弱みは見せず、次のプレイに集中できる。それは昔の鹿島の選手はみんなそうだった。勝つためには、後悔しても仕方がない。負のメンタリティーを背負うのは害悪。ゴールを外してニヤニヤしているFWは未熟だというのは分かりやすい。こういうメンタル面は球蹴りゲームの域を超えて、どんな人生を送っている人にとっても感動を呼ぶ。 それでいて現実的なことを言うと、青木の攻撃はサイドのスペースに自らの走り、クロスを上げる事が多い。川崎戦では赤崎のゴールを産んだし、清水戦もそうだった。中盤で2人を抜いて、自らの持ち上がり(金崎にどいてどいてしながら)、西にスルーパスした場面などは会場も湧いた。ただ、惜しむらくは、小笠原同様、中央からの攻撃が無かった。 柴崎は中央をスルスルと突破し、ミドルを打つのが得意。そういう点で、清水戦は引いた相手のラインの前のDFをはがしてミドルシュートを打つ存在がいなかったのが残念でした。 |