Page 539 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼雑感 町田鹿 15/5/25(月) 23:49 ┗Re:雑感 oioi 15/5/26(火) 6:21 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 雑感 ■名前 : 町田鹿 ■日付 : 15/5/25(月) 23:49 -------------------------------------------------------------------------
Jリーグ1位のサッカーがあの程度なら、別にあわてることはない。 運を呼び込んだ自責点を生かせなかったのは、「時間を使って勝つ」という鹿島の古い記憶だ。69分ごろ、小笠原が2度バックパスした。あのときいやな予感がした。 皆の気持が守りに入ってしまった。その時チームから失われたのは、『闘気』。 現在のメンバーは、かつての「時間を使って勝つ」世代のような個の優位性はない。 というより、壊すサッカーが蔓延しているリーグなので、その戦法は実施できない。 まして昨日のDF陣は最初から見ていてハラハラだった。2度目のバックパスの時、小笠原には多少の躊躇はあったのではないか。一方、セレーゾはこれを見て焦ったと思う。「そのレベルにないよ〜。」と叫んだに違いない。ゾーンを下げると形からも相手は7人で攻めてくる。 だからメッセージを込めて中村を送り出した。この選手を生かすにはその周囲でパスを多くすることが必要だからプレーゾーンを上げろ、攻めろ、というメッセージだ。 だが、一度去った『闘気』は回復しなかった。例えばあのとき、西は武藤の傍観者だった。 攻め立てる浦和。疲れた肉体に一度抜けた『闘気』を呼び戻すことは至難。パタパタとやられ、おみごとな2点目を喫した。「運」も「闘気」も浦和に移転していたのだ。 浦和のサッカー、首位チームだが、格別強くも巧くもない。ありきたりだが、縦パスによる最前線への崩しとそれにかける気合いは鹿島に勝っていた。我が方はラストパスかシュートすべきボールを、判で押したようにサイドに逃げるか他人に預けようとしてチャンスを逃がしつづけていた。試合が面白くなかったのは、サイドに逃げる攻撃と闘気を逃がすバックパスのせいだ。 おとといの浦和のレベルはFCソウルやガンバのレベルに及ばない。だから、それほどの強敵にやられた感はない。だからなおのこと情けないのだ。 もう少しレベルを上げて欲しい。もしルイスのようなボランチがいて中村に代わって出ていたら結果は全く違ったことだろう。「手強さ+イマジネーション」が鹿島サッカーのコンセプトで、ジュビロを打ち負かした時代の強さだった。思い返してほしい。 |
▼町田鹿さん: >だからメッセージを込めて中村を送り出した。この選手を生かすにはその周囲でパスを多くすることが必要だからプレーゾーンを上げろ、攻めろ、というメッセージだ。 >だが、一度去った『闘気』は回復しなかった。例えばあのとき、西は武藤の傍観者だった。 私の印象だけれど、西が来てから弱くなった。鹿島アントラーズのサイドバックではない。体力・メンタルともに不足。西・遠藤では、メンタルで勝てない。多分中村もそう。ここ数年、結構他クラブから引き抜いているけど、鹿島らしさがどんどん失われ、逆にぬるくなっている。慎三や野沢さえ、鹿島にいて戦う選手になったのに、今はそんな雰囲気ではない。 >攻め立てる浦和。疲れた肉体に一度抜けた『闘気』を呼び戻すことは至難。パタパタとやられ、おみごとな2点目を喫した。「運」も「闘気」も浦和に移転していたのだ。 >浦和のサッカー、首位チームだが、格別強くも巧くもない。ありきたりだが、縦パスによる最前線への崩しとそれにかける気合いは鹿島に勝っていた。我が方はラストパスかシュートすべきボールを、判で押したようにサイドに逃げるか他人に預けようとしてチャンスを逃がしつづけていた。試合が面白くなかったのは、サイドに逃げる攻撃と闘気を逃がすバックパスのせいだ。 まさしくそう。セレーゾはサイド攻撃を重視しているらしいので、サイドに回すんだろうけど、本末転倒。これが日本人は言われたとおりにしかできないと言われる所以ではないか。おそらくセレーゾの求めているサイド攻撃は違うものだろう。中央に出して欲しいチャンスがすべてサイドに。がっかりしました。 |