Page 1663 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼冷静にNC決勝を振り返る 監督が重要 15/11/2(月) 22:10 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 冷静にNC決勝を振り返る ■名前 : 監督が重要 ■日付 : 15/11/2(月) 22:10 -------------------------------------------------------------------------
冷静に振り返って、たとえガンバの調子が悪いとかがあったとしても、ガンバ相手にあの完勝は、本当に凄い、というか凄すぎました! あのサッカーができれば、リーグ制覇は現戦力でも届くことでしょう。 いつものリーグ戦と大きく違った点は、やはり守備だったのではないでしょうか。 はっきり分かったのは西が宇佐美にマンマーク気味で付いていたこと。西はうかつに飛び込んでかわされる事なく、西本来の身体能力を発揮してネチッこく付いていき、宇佐美の良さを消すことに専念しているように見えました。 また、西がサイドに行くと必然的にCB的なポジションを取ることが多くなる山本も、サイドの守備に加え、かなり守備意識が高かった。 両SBが同時に攻めあがるようなことなく、さらに、西・遠藤、山本・中村の縦の関係も、決して守備のバランスを崩さないことを重視しているように見えました。 その分攻撃面では、SBの攻め上がりは必然的に少なくなりますが、SBが守備的な分、攻撃は少ない人数でシンプルにシュートチャンスを狙う戦略に見えました。 それでも攻撃面のマイナスは感じず。相手守備陣が整ってからのSBの攻撃参加は、守備リスクが攻撃のメリットを上回る証明になる試合だったと感じています。 そして、サイドの守備安定が、ボランチがサイドを気にせず前で攻撃の芽を摘む効果を引き出し、圧倒的な試合運び、ひいては小笠原のMVPに繋がったと見ています。 攻撃はいつもに近く、決定力と言う面では、大いに改善の余地がありました。 実際、セットプレーの得点は水物で、先制点、そして終盤の2点目が無かったら、試合はもつれていたかもしれません。 しかし、決定力向上は直ぐに解決できるものではなく、その前提で勝利の確立を高めることができるのは、まさにあのNC決勝の鹿島の戦い方だったのではないでしょうか。 何よりそんな戦い方を、90分間通しきったことが一番素晴らしい。 90分間隙を与えないのが、実は一番難しい。勢いで勝つほうが簡単。 残り2試合、鹿島が負けないことは確信できました。後は広島がこけるのを期待するのみ。ただ、来期の鹿島は石井監督の下でリーグ戦をリードすることも確信できました。 |