Page 690 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼得たもの>失ったもの 押矢朋波 14/8/31(日) 7:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 得たもの>失ったもの ■名前 : 押矢朋波 ■日付 : 14/8/31(日) 7:00 -------------------------------------------------------------------------
柴崎岳が才能のキラメキを見せつけていた。 局地戦の紛れに果敢に介入しゲームの潮目を変えることを何度もしたし、 射通すような配球でチャンスを作り敵を翻弄する才能を見せた。 彼はパスというネットワークを通したゲームの支配者。 土居聖馬のセンスと巧さが躍動した。 ゴールシーンは彼の才能のほんの一部。 西がそこしかない一点に見事なクロスを落とし込んだが、スッー、と飛び出し 収め、無駄なくゴールを陥した。神鹿の神々しさを身にまとった美しいプレー。 カイオのひたむきさと技術力の高さに唸った。 ラインギリギリで見せる自信の強さとひたむきさ、球際の競り合いで見せる果 敢さとコントロールの巧みさは、末恐ろしい。彼は「自分で打つ」「自分の構想 でチームを動かす」ということに遠慮があるようだが遠慮が取れればすごい。 結果に関しては、ルイスを後半入れることができる条件があれば、完璧な勝ち ゲームだっただろう。それはやむを得ない。ブラジル人は4人ローテーションで 出る3人が常にベストコンディションであることが要求されている。 青木は、責任感じることはない。責任を果たしたのだ。レフェリーの気まぐれだ。 セレーゾの配慮に素直に応えていけば良い。 |