Page 779 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼昨日の試合 元祖・大阪の鹿 11/7/25(月) 0:20 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 昨日の試合 ■名前 : 元祖・大阪の鹿 ■日付 : 11/7/25(月) 0:20 -------------------------------------------------------------------------
昨日の試合にしても、名古屋戦・甲府戦にしても、引き分けた浦和戦・川崎戦・清水戦にしても、試合はそれほど悪くなかった。 しかし、ほんの一瞬、特に後半30分過ぎから落ち着きがなくなる。清水戦以外、後半30分以降からの失点の多いこと。また失点の仕方も悪い。なぜか? 単純な話、タメがないから。 ボールを中盤でロストする、前線でキープできないから攻撃にもリズムができないし、遅攻ばかりになる。速攻も結構難しい。 でも鹿島が調子いい時は速攻と遅攻の間、勝手に普通攻と呼ぶけど、実はこれがうまかった。 つまり相手DFラインはある程度整うけど、その付近でタメを作り、完全に守備陣形が整う前に攻撃を組み立てフィニッシュまで行くことである。 単純な話、攻め出たらバックパスはワンツーなどの崩し以外に使わずにして、最後まで攻め切れていた。だから相手のカウンターにかからず、点にならなくても守備陣形を整えられた。 これが鹿島の特徴だったと思う。しかし、今はカウンターも決まらずバックパス・横パスの多用。シュートは打つけど遠すぎて何もできない状態が多い。 これらはすべて前線でのためやさばきがないから。だから、いったんボールを下げて攻撃を組み立てるしかないのである。しかもそれがDFから田代に放り込むだけの攻めしかない。 そのため、中途半端な攻撃は守備の負担も増やし、危ないシーンも多くなる。加えて個々の守備能力に問題があったものの、これまでは全員守備で隠れていたものが噴出している始末。新井場が攻めを自重してこれだから守備はほぼ崩壊。 攻めもタメが作れないから田代に放り込むだけになってしまい、点が取れなければFWの負担ばかりが重くのしかかる。 そういう意味で全盛期のマルキや2年目以降のダニーロは効果的だった。 興梠はタメを作るけど、基本は自分で行きたがるし、田代も足元のポストはうまくなったけど、まだまだ。大迫は問題外。 野沢はボールロスト多すぎるし、フェリペは守備に追われすぎか、ポストに顔を出さないし、倒されてファールもらえないこともしばしば。 この4人のうち、もう少し前線で粘ってもらえればなあ…。 でもこの数試合の小笠原の調子はいい感じなので、タメを作れるとしたら小笠原ぐらいかなぁー。何とも情けない選択だけど。 結論的に言えば、今のメンツで考えるなら次節、野沢が難しいなら小笠原を前でいいんじゃない?興梠が無理なら本山で。ボランチは青木、増田で。 これで前半に何とかリードし、後半に体力落ちたら交代ということで。 このほうがまだ可能性を感じるのですが。 |