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▼かしこさん:
>▼また来てねさん:
>>詳しい人にお尋ねしたいのですが、PK戦の一般的な戦術ってどうなんでしょう。
>>ゲーム中のPKではなく、PK戦での話しです。
>>今回のPK戦は、たまたま3-0のスコアになりましたが、こんな事は
>>珍しく、5-4や5-3、4-3くらいで決まる事が多いのではないでしょうか。
>>であれば、GKは最初の2本は山をかけて左右どちらかに飛ぶのではなく
>>相手のキックを見てから動いたら良いのではないでしょうか。
>>この場合、ポスト近くに飛んだシュートには届かないかも知れませんが
>>ゴール中央付近2/3なら防げるはずです。
>>その上で、残り3本はどちらかに山をかけて飛ぶ。
>>と書いたのは、
>>1.中央付近に来るシュートは少なくない
>>2.キッカーは「GKの逆を突けば厳しいコースでなくても良い」ということがなくなる
>>3.キッカーは最初から中央をねらったシュートが蹴れなくなる
>>4.キッカーは左右ポスト付近の厳しいコースを狙うので、キックミスの発生確率があがる
>>これで結果的に5本ずつのPK戦が終わったときには勝利できる確率が高くなるように
>>思うのですが、素人考えでしょうか?
>どなたか翻訳してくれないと意味が解りません・・・
要は、PK戦の場合、GKは山掛けで飛ばずに、相手が蹴った瞬間に見極めて飛べば、コースの際どいところ以外は対応できるようになる。そうなればキッカーは更にコースを絞って蹴るようになるので外しやすくなる。そうすればPK戦に勝てるのでは、と言うことだと思います。
理屈ではまあそうでしょうが、実際はほとんど無理です。
プロのキックシュートが時速120kmとしても、キックしてからゴールまでの所要時間はおよそ0.33秒で、反応しても届く距離は限られてしまいます。
どこかの某漫画でも描いてましたが、人間が視覚で得た情報から行動に移せてるのにかかる所要時間がどんなに早くても0.11秒ですから、実際は0.1~0.2秒の間の動きの範囲でしかセーブできないのです。
なのでゴール中央付近2/3もほぼ防ぐことは出来ません。
だからこそ、相手のクセや蹴り位置、立ち足の位置、視線、身体の捻りなど、蹴るまでの情報を取り入れたうえで、予測である程度跳ぶ方向ぐらいを決めなければGKが止めることはできないのです。
もし、「相手のキックを見てから」と言う意味が、蹴る前の動作も含むと言うことでしたら、プロではほとんどやっていますよ。
それが上手かどうかがPKにおける名GKですし、それを悟らせないのが名キッカーなんだと思います。
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