Page 1307 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼2009シーズン 残り二試合 鹿魂 09/11/22(日) 22:29 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 2009シーズン 残り二試合 ■名前 : 鹿魂 ■日付 : 09/11/22(日) 22:29 -------------------------------------------------------------------------
ある街道での立ち話。 角「おや、助さん。この寒い時期に何処行くんだい。」 助「ああ角さん。一寸、鹿島神宮の方へさ。フットボールなるもんを観に行こうと思ってさ。」 角「フットボール? そりゃまた、何んだい。」 助「聞いた話なんだがね。魂のこもったたいそう美しいフットボールなるものを魅せてくれるらしいのさ。」 角「魂のこもった? 美しい? フットボール?」 助「そうさね。まだまだ歴史は浅いが伝統に裏打ちされた自分たちが信じる技と心で表現される美しいフットボールってやつかな。」 角「こりゃまた、どこぞのへぼ将軍が言ってそうだな。ところで成績は良いのかい?」 助「そんなもんは知らんよ。わたしゃー魂のこもった美しいフットボールをするものが勝つ所を見たいだけさね。負けちゃーダメ。勝たなきゃダメ。」 角「ほう。」 助「そいてこれも聞く処によるんだがね。たいそう感激屋さんのスピーチが聞けるそうな。これがまた楽しみでねー。」 角「ほう。ほう。」 助「それに加え、最高の舞台が二場所続くってぇのを聞けば居ても立ってもいられねー。それをこの目で見届けるまでは死ねねえってんで、出掛けるところさーね。」 角「二場所?」 助「さう二場所。次はちょいと北上しますがね。」 角「これから歩いてかい?」 助「そう、今から歩いて。角さん、何なら次敵陣だけど、どこぞで落ち合うかい。そうさねー、目印は誇り高き『アントラーズレッド』といきますか。ちょっとおっかないけどね。」 翁「おや、角さん。何処行くんだい。」 角「一寸、鹿島神宮の方へ・・・・・」 |